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サイト運営者のけんぞうです。
臨床の経験はありませんが医学博士で某大手製薬会社で長年に亘り新薬の研究開発をおこなっていました。
大学での専攻は基礎生理学で生殖内分泌学を研究していました。
国家試験に合格した後も研究室で研究を続け、その後は厚生省(当時)の研究所に移り、さらに研究費が潤沢な製薬企業で新薬の開発を行っていました。
私の専攻も製薬会社での研究テーマは精神疾患ではありませんでしたが、
- 義弟が長年に亘って精神疾患を病んでいる
- 会社の同僚がうつ病で悩んでいる
- 実兄が過去に神経症で通院していた
など身の回りに精神疾患で悩んでいる人があり、
家族へのアドバイスの必要性もあって精神疾患の勉強をも始めたのです。
そして勉強う進めるにしたがって、精神疾患の患者に医者があまりにも安易に薬を処方すると感じたのです、、。
結果的に、
- 義弟は統合失調症にうつ病を併発
- 同僚は双極性障害
- 実兄は過労
ということが分かり、それまでの治療は何だったんだ、、と感じてしまいました。
医者が病気について勉強をするのは当たり前のことなのですが、
患者自身も自分の病気について勉強をしなければならないということなのです。
製薬会社で新薬の開発を行っている身としては言いにくいことなのですが、
「うつ病は心の風邪」として病気喧伝したことは製薬企業の大きな間違いなのです。
病気喧伝(びょうきけんでん)とは、製薬会社や精神科医、また他の専門家あるいは消費者団体などが、市場を拡大するために、販売したり治療法を伝える目的で、病気の診断に用いる境界を拡大したり、そのような啓発を市民に宣伝することに対する、蔑称である。
例として、男性型脱毛症(AGA)や社交不安障害(SAD)が挙げられる。典型的には「医師に相談を」で締めくくられる広告である。
出典:Wikipedia
精神疾患において向精神薬の服用は必要なのですが、
- 生活習慣の見直し
- 食事療法
- 運動療法
なども平行して指導すべきなのです。
初診の患者に対して10数分の問診を行っただけで薬を処方することは当たり前になってしまっているのですが、
精神疾患においては時間をかけたカウンセリングが必要なのです。
このサイトではうつ病に関する最新の情報をお届けしたいと思いますが、
科学的な根拠のある情報(エビデンスの有る情報)
を提供したいと思っています。
できるだけわかりやすく、医学的な知識の少ない方にでも理解しやすいようにまとめていきたいと思いますが、
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