ウンチを調べるとうつ病が分かる
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた医学博士の けんぞう です。
今日も科学的根拠に基づいた精神疾患関連の情報をお伝えいたします。
はじめに
昨日の「腸内細菌の移植でうつ病の治療」を読んでくださったでしょうか?
うつ病と腸内細菌は非常に密接な関係にあるのです。
腸は第2の脳ともいわれ腸内フローラともいわれる腸内細菌は脳を休めるセロトニンをたくさん分泌しているのです。
昨日の記事でご紹介した、腸内細菌の研究所である一般財団法人・腸内フローラ移植臨床研究会は、
ウンチを調べるとうつ病が分かる検査法の研究しているのですが、
クラウドファンディングで研究基金を募ったところ目標額を達成したそうです。
あなたも、3000円を投資して、
ウンチを調べてもらってうつ病を検査してみませんか?
ウンチを調べるとうつ病が分かる
どうしてウンチを調べるとうつ病が分かるのでしょうか?
私たちの腸内には、腸内細菌といわれるたくさんの細菌が住んでいます。
細菌の数は100兆個、重さでは1~1.5kgにもなるのです。
細菌の種類は100種類以上もあり、
顕微鏡で見るとお花畑のように見えることから腸内フローラともいわれます。
フローラというのはラテン語でローマ神話に登場する花の女神のことです。
腸内の細菌には、
- 健康を害する悪玉菌
- 健康に良い善玉菌
があり、
善玉菌とは、
- ビフィズス菌
- 乳酸菌
などなのです。
そして、これらの善玉菌は、
ストレスを緩和するホルモンであるセロトニンなどを作るのです。
したがって、
というのは本当のことで、
ヤクルトは、善玉菌が少ないとうつ病になることを発表していますし、
カルピスはストレスや不眠を解消しうつ病に良いということは科学的に証明されています。
私が不安解消のために飲んでいるのはC-23ガセリ菌というサプリメントです。
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ウンチを調べるとうつ病が分かる
お分かりいただけたように、
腸内細菌の乱れと精神疾患は密接な関係にあるのです。
腸内細菌の乱れ → 原因 → うつ病などの精神疾患
ということで、
ウンチを調べるとうつ病が分かるのです。
一般財団法人・腸内フローラ移植臨床研究会は、
腸内細菌と精神疾患などの研究を行っているのですが、
世界で初めて、
うつ病の腸内細菌の検査解析法を開発し、
クラウドファンディングで研究資金を募ったのですが、
早くも目標金額に達成したそうです。
クラウドファンディング(CrowdFunding)というのは、
群衆(Crowd)と 資金調達(Funding)を組み合わせた言葉ですが、
- こんなモノを作りたい
- こんなサービスをやりたい
ということで資金を募る方法で、
目標資金が集まればそのプロジェクトを実行してモノやサービスを資金を出した人に提供するのです。
資金が目標額に達しなければ応募金は返されます。
腸内フローラ移植臨床研究会のクラウドファンディングは来週まで継続中ですが、
既に目標金額に達していますから実施が決まっています。
具体的には、
応募金額3,240円
により、
- 腸内細菌の検査
- うん値UPドリル
を受けることができるのです。
腸内細菌の検査・解析で自分の腸内細菌の状態が分かるそうですから、
腸内フローラ移植臨床研究会の医師や腸内細菌の専門家がまとめた「うん値UPドリル」にしたがって、
腸内細菌のバランスを整えれば、
うつ病や精神疾患の改善に繋がるということなのです。
慶応義塾大学発のベンチャーであるメタジェンは、
腸内環境から人の健康状態を科学的に評価する便解析システムを開発しています。
さらに、
サイキンソーは腸内環境を検査するサービスをスタートしていますが、
うつ病のリスクまでは判定ができなかったり、
検査費用も1万8,000円と高額のようです。
うつ病のリスクなどが心配であれば、
腸内フローラ移植臨床研究会のクラウドファンディングに応募してみてはいかがでしょうか?
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