うつ病の改善に効果がある脳呼吸を知っていますか?
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた医学博士の けんぞう です。
今日も科学的根拠に基づいた精神疾患関連の情報をお伝えいたします。
はじめに
脳呼吸を知っていますか?
私も知らなかったのですが、
脳呼吸法はカイロプラクティックの権威である宮野氏の提唱する療法です。
脳脊髄液の流れを調整することによって脳機能が正常化し、
うつ病が改善するというのです。
簡単な方法ですから挑戦してみませんか?
脳呼吸がうつ病を改善する
医学関係の新刊案内を見ていたら興味深い本がありました。
「脳呼吸」を整えるとうつは改善する!
1日たった3分で実践できるホームケアをうつ病のメカニズムとともに徹底解説
『「脳呼吸」が整えばうつは改善する』
というキャッチコピーで、
2021年12月24日に幻冬舎メディアコンサルティングから発売される
『「脳呼吸」が整えばうつは改善する』、
という本です。
定価:900円(税込価格990円)
帯には、
- うつは脳の病気だった!?
- 脳脊髄液をつくり全身に巡らす「脳呼吸」で心と体がたちまち軽くなる!
と書いて有ります。
まあ、うつ病は脳の病気だということはさほど新しいことではありませんが、
この本では、
うつ病は精神的ストレスによる心の病気ではなく脳の病気であるとして、
脳呼吸がスムーズに行われれば全身の細胞が活性化され健康を維持することができるとし、
誰でもが実践できる脳呼吸を促進することで、
脳呼吸を整えることによってうつ病が改善する
というのです。
につながると提唱し、独自の治療体系として「CSFプラクティス(脳脊髄液調整法)」を創案しました。脳呼吸とは、頭蓋骨の中を満たし、クッションのように脳を守っている脳脊髄液を全身に循環させるしくみです。
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うつ病を改善する脳呼吸とは
うつ病を改善する脳呼吸とはどのようなものなのでしょうか?
『「脳呼吸」が整えばうつは改善する』という本の著者は宮野 博隆という方で、
プロファイルを見ると、
柔道整復師の方で大田区蒲田で整体クリニック宮野治療院を開業し、
アメリカで仙骨後頭骨療法(SOT)の資格を取得し、
アジア太平洋カイロプラクティック協会の研究委員長を務め、
国際仙骨後頭骨学会研究大賞やSOT優秀インストラクター賞などを受賞した経歴を持ち、
難治疾患患者の治療や体質改善に取り組み続けておられる優秀な方のようです。
詳しく見る ⇒ ミヤノヒーリングラボ宮野治療院
脳呼吸というのは、
私たちの脳と脊髄は硬膜というつながった袋で包まれており、硬膜と脳や脊髄の間は脳脊髄液という液体で満たされているのです。
脳脊髄液は脳が一定のペースで作り、一定の割合で体内に排出されています。
脳脊髄液が作られた時には脳は膨らみ、排出するときに脳は元の大きさに縮むのですが、
この膨張と収縮が脳の呼吸なのです。
脳の呼吸は通常は1分間に約15回のペースですが、体調が悪くなったときには脳の呼吸が乱れて脳脊髄液の排出がうまくできないときには脳は膨らんでしまうというのです。
宮野氏は脳呼吸を乱す原因は、
- 睡眠不足
- 長時間の同じ姿勢
だと述べています。
うつ病を改善する脳呼吸の整え方
宮野氏は脳呼吸の整え方として、
- 極性タッチ
- 脳呼吸法
- 筋膜ストレッチ
- 波動法
の4つを提唱しています。
この中の2番目の脳呼吸法を簡単に紹介しましょう。
脳呼吸法には、
- 手上げ法 : 寝転んだ状態で行う
- 足上げ法 : 座った状態で行う
の2つがあるのですが、
手上げ法のやり方は上の写真のように、
- 仰向けに寝る
- 右腕を頭の上に真っ直ぐ耳に付くように伸ばし、15秒間維持
- 右腕を下げ、左腕を同じようにする
- 左右15秒を4〜12回行う
という簡単な方法なのです。
椅子に座って足の上げ下げを行う足上げ法もありますから試してみてください。
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まとめ
脳呼吸法というのはカイロプラクティックの権威である宮野氏が提唱する、
脳脊髄液の流れを整える療法のようです。
脳呼吸を整えることにより脳脊髄液の流れが正常化し、脳内圧も正常化することによってうつ病が改善するようです。
12月24日に発売された『「脳呼吸」が整えばうつは改善する』という本や、
ミヤノヒーリングラボ宮野治療院のホームページを参考に脳呼吸に挑戦してみてください。