仙台にうつ病による休職後の復職支援施設がオープン
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。
精神疾患の新薬開発を行っていた私が言うのも何ですが、
最近はうつ病は生活習慣病だとも言われるように、
薬だけに頼らず食生活・運動などを含めた生活習慣の見直しも重要だとされています。
さて今日も科学的根拠に基づいたうつ病関連の情報をお伝えいたします。
はじめに
仕事の激務や対人関係など、仕事のストレスでうつ病におちいる人は少なくありません。
そんなときは、仕事のストレスから解除するために休職が薦められます。
しかし問題は休職後の職場復帰です。
ともいわれているように、
- 職場に復帰しても50％が再び休職する
- 2回目の復職では70％が再び休職する
- 3回目の復職では90％が再び休職する
うつ病は60%で再発し再々発と繰り返すごとに再発率はさらに高まるようなのです。
そんなことから、
休職後の復職に際しては慎重な導入期間が必要なのです。
仙台近郊にお住まいの方には朗報です。
仙台にうつ病患者の社会復帰支援施設がオープンします。
仙台にうつ病患者の社会復帰支援施設がオープン
4月1日、仙台にうつ病患者のための社会復帰支援施設「リヴァトレ仙台」がオープンします。
この施設は、
- うつ病で休職
- うつ病で休職
した人を対象に、
- 職場復帰
- 再就職
をサポートする施設です。
くわしく見る ⇒ うつ病の職場復帰施設リヴァトレ
リヴァトレ仙台の運営者は東京のリヴァ社で、
2011年から東京都内4ヵ所に同じような職場復帰を支援する施設を開設し、
現在までに、同施設を利用して690人が職場復帰を果たしています。
リヴァトレ仙台には、
- 産業カウンセラー
- 精神保健福祉士
- 介護福祉士
などの専門知識をもつスタッフが職場復職や再就職をサポートするのです。
カリキュラムでは、
うつ病に陥りにくい行動や考え方を身に付ける、認知行動療法などのカリキュラムが組まれていますが、
リヴァトレ仙台の特徴としては、自然が多い仙台ならではの地の利を活かして、
森林セラピストを配置して、森林浴なども指導する計画だそうです。
さらには、将来的に、
宮城県内の漁業や林業などの1次産業を体験するプログラムを作り、
新しい職業を選択する幅を広げる試みもおこなうそうです。
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復職支援施設への体験入所を実施中
リヴァトレ仙台の場所は仙台市青葉区花京院2-1-14 花京院ビルディング2階で、
4月1日のオープン後は、
- 開所 ： 午前9時～午後4時（土日祝日休み）
- 料金 ： 1日900円程度
ですが、
2月下旬からプログラム体験会を実施中で、
- 最大4回プログラムを無料体験
できる体験会を行なっています。
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まとめ
厚生労働省の研究班による調査では、
うつ病で病気休職後の2年で半数が再発する
ということが報告されており、
との考え方もあるのです。
したがって、うつ病による休職後の復職に際しては充分慎重におこなう必要があります。
仙台近郊にお住まいの方は「リヴァトレ仙台」の無料体験を利用してみたらいかがでしょうか？
