今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で精神疾患の新薬の研究開発を行っていた医学博士の けんぞう です。
今日も科学的根拠に基づいた精神疾患関連の情報をお伝えいたします。
はじめに
厚生労働省の調査によれば、国内の気分障害の患者数は近直の20年間に2倍以上に増加したそうです。
国立精神・神経医療研究センターの最近の研究では、
の1つだともだとも言われ、
食生活、運動、睡眠、生活リズムなどもうつ病の発症に大きく関わっていることが分かってきました。
今年の夏に発売されベストセラーになった、
「学びを結果に変える アウトプット大全」
の著者である精神科医の樺沢紫苑氏は、
うつ予防には日記を書くのが良い
と勧めています。
うつ病になる人はアウトプットは下手
うつ予防には日記を書くのが良い
と勧めているのは、
ベストセラーである「学びを結果に変える アウトプット大全」
の著者で、精神科医の樺沢紫苑氏です。
「学びを結果に変える アウトプット大全」は、
- 自分の意見をうまく伝えたい
- 交渉や営業が得意になりたい
- 仕事や勉強の成果をもっと出したい
というように思っているヒトに向けて、
脳科学に裏付けられた、
- 伝え方
- 書き方
- 動き方
などのアウトプットのやり方を教えているのですが、
アウトプット力を高めるつトレーニング法として、
- 日記を書く
- 健康について記録する
- 読書感想を書く
などの7つの方法を勧めているのです。
著者で精神科医の樺沢紫苑氏は、
うつ病や予備軍が増えている原因の1つには、
- IT革命による職場環境やコミュニケーション方法の変化
があり、
- 職場うつ病を発症する人が増えている
というのです。
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うつ病を予防するには日記を書けば良い
日本人の美徳として、
- 我慢する
が挙げられるのですが、
- 我慢のしすぎはストレスをためて精神的にマイナスの影響を及ぼす
というのです。
あまり我慢せず、
- 苦しい
- つらい
- 悲しい
といった思いは廻りの人に「打ち明ける」ことにより緩和されるのですが、
うつ病になりやすいヒトは「打ち明ける」ことが苦手なタイプが多いことから、
日記を書いて言葉で表現することに「癒やしの効果」があるというのです。
人に相談できない悩みでも、
自分の思いや苦しさや辛さを日記に書く
ことによって心の毒を排出できるのだそうです。
「学びを結果に変える アウトプット大全」では、
- 辛い気持ちを言葉に出す
- 苦しい気持ちを文字に書き出す
ことによってストレスが大幅にや軽減されたとする、様々な研究の結果も紹介されていました。
樺沢紫苑氏は、「現実はアウトプットでしか変わらない」という信念の元に、
「日本一情報発信する医師」として、
10年以上も前から、ブログ、YouTube、Twitterなどで積極的にアウトプットを行っています。
詳しく読む ⇒ 樺沢紫苑公式ブログ
詳しく読む ⇒ 精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル(YouTube)
樺沢紫苑氏は、あとがきに、
アウトプットが当たり前の習慣になれば、過剰なストレスや悩みは激減するでしょう。
結果として、メンタル疾患や身体疾患、病気になる人も間違いなく減るはずです。
アウトプットの習慣が広がり、病気の人がひとりでも減る。
そのために本書が役立てるのなら、精神科医として、これ以上の幸せはありません。
あなたも日記に自分の思いを打ち明けてみませんか?