就活うつになりそうなときに読む本

3月から本格化し田就活も、6月頃から徐々に内定も出始めた頃です。

やや景気が上向きになったとはいえ、最近の就活は非常に大変です。

本当に自分に合った企業に出合うためには半年以上かかることも少なくないし、

50社、60社と受けてもなかなか内定が取れないことも少なくないのです。

最近は、就活の焦りと不安から就活うつになる人も少なくはないのです。

しかし、

就活で人生の全てが決まってしまうわけではありません。

井田寛子の気象キャスターになりたい人へ伝えたいこと

 

という本を読んだことがありますか?

就活に悩んで、就活うつになりそうなら是非読んでください。

 

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就活うつが増えている

就職活動による精神的負担やストレスが原因で、

  • 不眠
  • 気持ちの落ち込み
  • イラつき

というようなうつ病の症状を呈してしまうものは就活うつと呼ばれます。

 

就活うつも、

基本的には一般のうつ病と同じですが、原因が就職活動にあるうつ病が就活うつなのです。

 

少し古いデータですが、警視庁の発表によると2012年に「就職活動の失敗」を理由に自殺した学生は149人で、2007年の60人から約2.5倍に増加したそうですが、

それから5年後にはもっと増えていると思われます。

どうして就活うつが増加ているのか

就活うつが増えている理由は、

就職先が決まらない

からです。

 

最近では50社、60社を応募することも希ではなく、100社以上に応募したにも関わらず内定を貰えなかった、という学生もいるのです。
就活うつが増加した背景としては、

  • 社会全体の景気の停滞
  • 学歴偏重の傾向

が考えられます。

 

さらに、核家族化、インターネットの普及した情報化社会では、

人と接しない学生も多い

ことから、自分の希望や抱負を言葉で伝えたり、面接で評価されたりする機会が少なく、就職試験における面接試験が大きなプレッシャーになってしまう人も多いのです。

 

内定が出始めた6月頃になると、

  • なんで俺だけが入れないんだ?。
  • なんで俺がダメなんだ?

とフラストレーションが溜まって就活うつに陥る人が多いのです。

 

就活うつの症状

就活うつの症状は一般的なうつ病と変わらないと言われています。

初期には、

  • 何となく気分が落ち込む
  • 就活のことばかりが気になる
  • 友人の就活ばかりが気になる

のような症状が見られ、

中期的症状は、

  • 就活が常に頭から離れない
  • 夢でも就活を見る
  • まただめではとの不安にかられる

そして、末期な症状としては、

  • 眠れない
  • 食欲がなく体重が減少
  • 人と会いたくない

という症状に移行するそうです。

 


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就活うつでNGの言葉

 

今回は精神科医のひなこ先生に就活うつの症状や、なりやすいタイプ、就活うつの対処方法を解説していただきました。

友達や家族が就活うつになることも希ではありません。

そんなときに、「言ってはいけない言葉」、

就活を招く言葉は、

 

  • 〇〇さんは△△会社に決まったよ
  • あなたは未だ決まっていないの
  • 早く決まるといいね

などだといわれます。

 

本人は、未だ決まらない、、俺だけが決まらない、、と焦っているのですから、

  • 頑張ってね
  • 大丈夫だよ

といった励ましの言葉さえも焦りの原因になってしまうのです。

無理に励ましたりせずに、心理的に少し距離を置くことが大切です。

 

就活うつになってしまったら

誰でも、就活うつになりたくてなるわけではありません。

就活うつになりやすいタイプは、

  1. まじめな人
  2. 成績が良い優等生のタイプ
  3. 内気で自己アピールが苦手な人
  4. 理想が高くて妥協できない人

だといわれています。

 

成績が優秀で、周りからは希望の会社に一発で決まると思われていた人がなかなか内定が得られずに就活うつに至ったり、

一流志向で高い目標の会社を狙い続けていたり、、、

 

というような人が就活うつになる可能性も高いのです。

 

就活うつになってしまったら

就活に悩むと、つい就活が全てであるかのような錯覚に陥りがちで、就活が失敗したら人生が終わるというように思い込んでしまう人が多いのです。

しかし、もちろんそんなことはありません。

 

希望の就職先に就職できればそれに越したことはありませんが、就活であなたの人生の全てが決まってしまうわけではありません。

  • もう1回やり直す
  • 大学院に進む
  • 卒業して資格を取る

などの方法もあるのですから、できるだけ冷静に考えてみましょう。

 

 

井田寛子の気象キャスターになりたい人へ伝えたいこと」という本を読んでみませんか?

 

井田寛子の気象キャスターになりたい人へ伝えたいこと」は就活うつになりそうなときに読む本です

井田さんは何回かの挫折をくり返し、最後にはテレビの気象キャスターになった女性です。

NHKのニュースウオッチ9で気象キャスターを担当していたのでご存じの方も多いと思います。

 

井田さんは、

大学受験では獣医学部を目指したのですが不合格で、結局、筑波大学に進学することになりました。

就活ではTV局を志望したのですが希望がかなわず製薬会社に入りました。

製薬会社ではMRとして医者へのプレゼン力を磨き、情報番組のキャスターとしてTV局に採用されました。

その後、仕事の合間に気象予報士の資格取得に挑戦し、何回かの不合格を経てついに合格

2011年4月からNHKニュースウオッチ9で気象キャスターを担当。

2016年3月からはTBSあさチャン!のお天気キャスターとして出演しています。

 

このように、1度の挑戦で夢がかなわなくても希望を持ち続ければ必ず夢はかなうのです。

 

 

最近の就活は非常に厳しいものがあります。

しかし、就活が人生の全てではありません。

希望の会社に、希望の職種に就けなくても人生が終わってしまったわけではないのです。

そこを起点にこれからの新しい道に進めば良いのです。

 

今は目先の会社ばかりで頭がいっぱいでしょうが、

チョット休んで、

  • 就職活動以外の自分の時間
  • 就職活動とは関係のない友人や家族との時間

を大切にし、

  • リラックスできる時間
  • 気分転換の時間

を確保することも大切なのです。

 

また、体を壊してしまったら元も子もありません。

充分な睡眠時間をとって食生活にも気を使ってください。

あなたの焦った気持ちや不安な気持ちが面接で現れてしまっているのかもしれません。

気持ちを大きく持って目標を考え直すのもこの時期なのです。

 

 


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